一輝ありがとう。



夕顔納得したみたいだね。


夕顔が私のお腹を触りながら、「早く生まれて来てね。」



「ママ赤ちゃんが動いたよ。夕顔の手蹴った。」



「華赤ちゃん動くようになったの?」



「もう5ヶ月だからね。」



『じゃ俺も。』



『何で田村が触る訳!』



『華ちゃんは娘だし。』



『触るな! 』



睨み合う二人。



すると父さんが、『ドレドレ本当の父親は触ってもいいかな?』



父さんあなたはへんなおじさんみたいです。



「父さん翔と隆が泣いてる。」



なんとかしてよ。



ここは託児所じゃないんだから。



父さんは毎日、オムツとミルク持ってやってくるし、


母さんも退院した日から花音連れて来る。



一輝が帰って来る頃勇人さんも何故かうちに寄る。



夕食は家族みんなで食べている。



『華大丈夫か?疲れてない。』



「翔も隆も花音も可愛いから嫌じゃないよ。


たけど眠くても横になれないし、


かなり辛い。」