二人で笑って布団にもぐって寝た。



何故か朝勇人さんに起こされた。



『おい沢田もう7時過ぎたよ。学校いいのか?』



「一輝起きて! 」



中々起きない一輝。



「一輝キスしようか!」



一輝が勢い良く起きた。



『沢田おまえ朝から何考えてんだか!』



一輝は何がなんだか分からない様子。



『沢田これ着替え。こっちは華ちゃんの。カオリが用意してくれた。


後カオリが作ったおにぎり。


味は保証出来ない。なにせカオリが初めて作ったから、


食べるのにかなり勇気はいるけど(笑)。


カオリ華ちゃんの心配ばかりしてるよ。


カオリは華ちゃんの親だって凄く感じた。


アイツなりに親になろうとしている。』



勇人さんもう充分だよ。



母さんの気持ち分かったから、



私も親になって母の気持ちが分かったんだよね。



お腹にいる我が子可愛いに決まっている。



たけど離れなきゃいけないって、



凄く辛かったと思う。



だからもう母さんの事恨んでないよ。



これから親子始めてみるのも悪くないな!と思った。