『華ちゃん沢田の奴一発殴って置いたから安心して。』



嘘やだ一輝殴らないで。



「一輝勇人さんに殴られたの?」



『まぁな。』



一輝が苦笑いした。



『沢田の奴倒れた華ちゃん見て、泣いてオロオロするから、


一発殴って渇入れてやっただけ。


その後はしゃんとしていたけどね。


そりゃ大変だったよ。華華泣いて見ていられなかった。


だったらもっと華ちゃん大事にしろよ。』



『分かったよ。反省してる。田村今日病室に泊まってもいいかな?』



『沢田おまえ最初からそのつもりだったくせに。


それからエッチは暫く駄目だから。』



勇人さんはそう言って、一輝の背中を思い切り叩いて病室を出て行った。



勇人さんありがとう。



なんか勇人さんがお父さんみたいに思えたよ。



旦那と同じ年の父親?



かなり微妙だけどね。