一月くらい経ったある日の食事時。部屋の先輩達に捕まり、食事をぐちゃぐちゃに混ぜられた。
「餌だ。食えよ、化け猫」
見て見ぬ振りする者、嗜虐的な笑みを浮かべて加勢する者。それを、部屋の向こうから黙って見ている例の看守。
「そんな事していいのかぁ?」
「いいんだって。こいつ、人間じゃねぇから。ほら見ろよ、このおかしな目がその証拠だろ」
「おい、化け猫。食わねえと蹴るぞ」
言うより早く四方から蹴られる。ごみを混ぜて掻き回した食事の上に、顔を押し付けられた。
「ほら、食えよ。普段から残飯漁ってんだろ?」
「人間の振りしてんなよ、化け物が」
……悲しいを通り越して、怒りがこみ上げてきた。死ぬほど殴られる方がまだマシだった。
犯した罪の罰だというならまだ分かる。でもどうして、どうして目の色のせいでこんな扱いを受けなきゃいけない。
耐え切れずに抵抗すると、例の看守が待ってましたとばかりに俺を連行して行った。恐らく最初からそれを狙っていたんだろう。もしかすると、その為に先輩達をけしかけたのかもしれない――なんて、被害妄想だろうか。
「餌だ。食えよ、化け猫」
見て見ぬ振りする者、嗜虐的な笑みを浮かべて加勢する者。それを、部屋の向こうから黙って見ている例の看守。
「そんな事していいのかぁ?」
「いいんだって。こいつ、人間じゃねぇから。ほら見ろよ、このおかしな目がその証拠だろ」
「おい、化け猫。食わねえと蹴るぞ」
言うより早く四方から蹴られる。ごみを混ぜて掻き回した食事の上に、顔を押し付けられた。
「ほら、食えよ。普段から残飯漁ってんだろ?」
「人間の振りしてんなよ、化け物が」
……悲しいを通り越して、怒りがこみ上げてきた。死ぬほど殴られる方がまだマシだった。
犯した罪の罰だというならまだ分かる。でもどうして、どうして目の色のせいでこんな扱いを受けなきゃいけない。
耐え切れずに抵抗すると、例の看守が待ってましたとばかりに俺を連行して行った。恐らく最初からそれを狙っていたんだろう。もしかすると、その為に先輩達をけしかけたのかもしれない――なんて、被害妄想だろうか。



