和樹くんに抱っこされて診察室に連れて行かれてしまった。 さっきから私は全然動いてないのに私の体が限界みたいで咳が酷くなってきた。 「ケホッ………ケホッ… 」 苦しい… 「叶花、辛いな。 樹、早く診てあげて 」 和樹くんは私を診察室のベッドに寝かせて、樹先生に言った。 「分かりました。 叶花ちゃん、ちょっとごめんね 」 樹先生はこの前すごく怒っていたのがウソのように 優しい笑顔を向けてくれた。 でも、まだ少し恐怖心が残っていたから、聴診は黙って受けた。