「叶花ちゃん、ゆっくり呼吸するだけだよ。 楽にしていてくれたらあっという間に終わるからね 」 樹先生はそう言ってくれるけど、楽になんてできるわけない。 吸入は小さい頃からやっていても、どうしても上手くできないからいつもものすごく苦しい。 「じゃあ、頑張ろうね 」 「ゲホッ…ゲホッ!ハァハァ…ゴホッ 」 ダメだ!苦しすぎる。 少しだけなら……… 「こらー、叶花!!マスク浮かせないよ! 」 和樹くんにバレた… ほんの少ししか浮かせてなかったから気づかれないと思ったのに…