無気力な幼馴染みの甘い溺愛が止まらない!



そう言って理事長先生は何故か俺の方を意味深に見つめた。


何故か分からなかったけど、その理由は放課後明らかになった。














いつも通り授業に出て、すぐまた放課後に。


終礼が長引いたから少し遅れてしまって、急いで理事長室へ向かった。


「「「失礼します」」」


そう言ってから、理事長室に入る。


「おぉ、来たか」


中には理事長先生と綺麗な女の子がきた。


その子の容姿はとても整っていて、綺麗な黒髪が腰まで伸びていた。


この子、由妃に似てる……


そう思ってしまうくらい似ていた。


顔の整いようも。


最後に逢ったのは小学校を卒業した直後。


中学から見てなかったわけだけど、何となくそう思った。


ほとんど直感のようなもの。


何の化粧もしてないようけど、その子の可愛さは際立っていた。


大人っぽさもある上に可愛い。

 
騒いでた男達の気持ちも分かる。