最初は戸惑っていたような感じだったけど、徐々に衣装を選ぶ人が増えていった。
私と聖君も衣装を選びにいく。
お姫様の衣装と王子様の衣装は分かれているから、私はお姫様の衣装が置いてあるところに行くと、早速悩むことになった。
うーん、どれがいいかな……?
個人的にはあまり派手じゃない方がいいんだけど……
「決まった?由妃」
「ううん、まだだよ。聖君は……」
聖君に声をかけられ、振り向くと……
「俺はもう決めたし、着替えたよ」
聖君は王子様の格好をしていた。
青い生地の衣装は聖君によく似合ってる。
本物の王子様みたい……
あまりのかっこよさに見惚れてしまった。
「聖一様、かっこいいー……」
「クオリティがヤバい!」
「聖一様、最早本物の王子様だよ……」
そう騒いでる女の子達の気持ちはよく分かる……
心の中で頷きながら同意した。



