『ねぇ、なんで私がわざわざ非常階段なんて 場所に連れ出したとでも思ってるの? 元のシナリオはこうよ新人で迷ったあなたを 見つけ追いかけたら誤って転倒していた その後必死に介護している私のことを疑う人 なんていないはず 怪我の治療する間に秘書の席は貰っておくわね せいぜい頭くらいは守りなさい』 そう言い距離を詰めてくる 人間本当の恐怖を抱く時は声なんてでないん だなと呑気なことを考えてしまった せめて軽傷で済むようにしようと意を決した とき