……好き…。


私が碧を……。


「違うと思うけどなぁ…」


碧が聞いたらドン引きするだろうな。


そんな目で俺を見るなって言いそうだし。


「もし星矢に告白されたらどうする?」


「はぁぁぁ!?ないないないない!200%ない!」


碧が私に告白なんて笑える。


あの野球バカに限ってそれはない。


しかも相手が平凡中の平凡の私。


太陽が西から昇るよりもあり得ない。


「もしもの話だって。どう思うの?嫌だって思う?それとも嬉しい?」


「そんなこと言われたって、想像できないんだもん」


あの碧が告白だなんて、想像つかない。


「想像しなくても、嬉しいか嬉しくないかぐらいは分かるでしょ?」


嬉しいか嬉しくないか…ね。


碧から告白…。