きらめく星と沈黙の月

「それでこそ桜子だな。ムカつくぐらい気が強い方が桜子らしくていい」


「“ムカつくぐらい”は言い過ぎじゃないかな?」


「そうか?事実なんだし、気にすんなって」


「碧の方がよっぽどムカつく」


でもまぁ…調子を取り戻させてくれたのは感謝してるけど。


つくづく碧は私の扱い方をよーく分かってるなぁと思う。


親よりも私のことを分かってくれてるような気がする。


「さー、着いた着いた」


「意外に近いね」


連れてきてくれたのは近所の総合公園。


「この奥に広場があるだろ?そこにクレープの屋台があるんだってさ」


クレープの屋台…。


「なんでそんなの碧が知ってるの?」


男子生徒、それも野球にしか興味がない野球バカがクレープの屋台を知ってるなんて。