きらめく星と沈黙の月


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「だからぁ、なんで水素と酸素がくっついたのに二酸化炭素ができるんだよ」


「できるかもしれないじゃんっ」


「できねぇっつってんの」


明日のテストに備えて、今日は午後から碧の家で勉強会。


テスト前日は午前中授業なのが救いだ。


今日は部活もないみたいだし、かれこれ4時間以上付き合ってもらっている。


「こんなの中学で習ったろ。どうやって高校入ったんだよ…」


「ホントだよねぇ…。いつからこんなバカになったんだろ」


わざとトボけて答えると、碧は盛大にため息をついて床に寝転がってしまった。


「水素と酸素がくっつくんでしょ?やっぱり二酸化炭素ができるじゃん」


「……なんで?意味が分からないんだけど」


本気で睨み付けてくる碧にビビりつつも、まごまごと思考を説明していると、またため息をつかれてしまった。