きらめく星と沈黙の月

「な?アイツらは諦めが悪い図太い神経を持ってんだ。特に星矢がそうだ。どんなに追い込まれてもブレない。だから、アイツらは強い」


“どんなに追い込まれてもブレない”


碧は、その言葉に相応しい投球を見せてくれた。


闘志を絶やさず、熱い視線で投げ続ける。


大量失点にもへこたれないうちのエースに怖じ気づいたのか、相手の猛攻は止まった。


9回表、5-6。


状況が悪いのは変わらない。


もしこの回無得点なら、9回裏は来ない。


ここで夏が終わってしまう。


でも、藤北はこんなところで終わらない。


そうだよね?





8回裏の鬼気迫る投球に圧され、打線は好調。


これなら巻き返しだって可能だ。