きらめく星と沈黙の月

「瑠璃の件の秘密を守ることってそんなに大事?申し訳ないけど、私にはその気持ちがわからない」


「…大事だよ」


碧を傷つけたくない。


過去を引きずりやすくて、誰よりも優しい碧だからこそ、秘密は守るべきなんだ。


「甲子園に出られなくなることの方がよっぽどショックだと思うけど」


「それはそうだけどさ…。まさかこんなことになるなんて思わなくて…」


私が我慢すればいいだけだと思ってた。


私が言いなりになることに耐えれば、碧は傷つくことなく甲子園で戦える。


そう思ったから鈴宮さんの指示に従って、あの日公園に行った。


「…まぁ…終わったことはどうしようもないもんね。今はアイツの化けの皮を剥がすしか道はない」


そうだよね…。


真実を訴え続ければいつかは届くと信じてやるしかない。