きらめく星と沈黙の月

「…桜と入れ違いで、鈴宮さんの友達が教室に入ってきたの。それで事件のことを…」


陽菜は、私の表情を伺いながら遠慮がちに話してくれた。


友達を使って言いふらしていたから、噂が回るのが速かったんだ。


このままじゃ、私が隠蔽を強要したと皆に思われてしまう。


誤解を解かなきゃ…。


「…隠蔽なんて強要してないんでしょ?桜はそんな子じゃないって私は分かってる」


「陽菜……」


陽菜はいつも味方でいてくれる。


瑠璃の時も…。


陽菜だけが私を信じてくれた。


「鈴宮さんの友達が、証拠の音声をここで流した。だから…」


陽菜は恨めしそうに視線を動かした。


その先にいるのは…碧。


「…恒藤も栗原も、混乱してるって」


碧を含め3人で眉間にシワを寄せながら話し合っている。


大雅と栗ちゃんはチラチラ私を見てくるけど、碧は1度たりともこちらを見なかった。