きらめく星と沈黙の月

「松平くん!」


教室中の冷たい視線が私に突き刺さる。


「……松平くん、いる?」


ヒシヒシと感じる敵意。


もう事件のことが噂になってるのかもしれない。


「いるわけないだろ。謹慎中だ」


声の主は龍だった。


確かな憎しみをその瞳に感じる。


「…そっか……」


本当に松平くんが事件を起こしたのか、鈴宮さんの指示だったのか。


確かめるには松平くんの家に行ってみるしかない。 


松平くんの教室を出て、その足で自分の教室へ戻る。


教室内の反応は、さっきと同じだった。


私が教室に入った瞬間、賑やかな雰囲気が消え去る。


そして、注がれる氷のような視線。


「桜……」


陽菜だけが私の存在を認めてくれた。