きらめく星と沈黙の月

しかも今日のこの時間を指定してきたのは彼女だ。


【何かあったの?大丈夫?】


既読がつかないメッセージが溜まっていく。


探しに行きたいけど、どの辺りに住んでるかも知らないし、探しようがない。


ここで待ってる以外どうしようもない。


「大丈夫かな…」 


事故とかに遭ってないといいけど…。


そうしてさらに待つこと30分。


「鈴宮さん!?」


フラフラしながら鈴宮さんが公園へ入ってきた。


激しく呼吸が乱れ、衣服もめちゃめちゃだ。


「月川先輩……っ」


虚ろな目で私にしがみつき、鈴宮さんは震えていた。


はだけた胸元から、赤い引っ掻き傷が見えた。


「鈴宮さん……」


震える彼女を抱きしめ、背中をさする。


「月川先輩…っ、なんで…なんで優しくしてくれるんですか……?」