きらめく星と沈黙の月

私のそんな反応が気に食わなかったのか、鈴宮さんは微かに表情を歪めた。


「今日、碧先輩とデートしちゃおっかな。いろんなところ連れてってもらおーっと。あー楽しみ」


…まるで子供だ。


「好きにすれば?私には関係のないことだから。楽しんでおいで」


スッと彼女の横を素通りして教室を出る。


本当にストレスが溜まる。


「あぁもうっ」


ストレスで頭がおかしくなりそうだ。


あんな子が碧の周りをチョロチョロしてると思うと泣きたくなる。


恋愛のことしか考えてなくて、部員のことなんて気にもしていない。


明日が大切な選考会だってことも忘れてるんじゃない?


そもそも、甲子園へ出られる仕組みすら知らないんじゃない?


ルールも分かってなさそうだったし、部員と直接関わらない裏の仕事は手抜き。