きらめく星と沈黙の月

「中庭まで行かんと会話聞こえへんな」


……どうでもいい。


会話なんてもうどうでもいい。


楽しそうに話してる顔を見るだけで十分だ。


「もういい。帰る。アイツが天性のタラシだってことは十分よく分かった」


鈴宮さんがオギの天敵だってホントに分かってるの?


それとも、可愛けりゃ誰でもいいってことか。


「ちょい待ちって。アイツのことやから、真面目な話しとんやって。浮わついた話は絶対してない」


「別にいいよ、どっちでも。あぁいう態度がムカつくだけ。誰にでも距離が近いあぁいう奴、嫌いなの」


だいたい、真面目な話をするなら教室ですればいい。


カップルがよく使う中庭なんかで話す必要なんてない。