きらめく星と沈黙の月

「碧……」


碧はせかせかと私に近づき、両手で私の肩を掴む。


「なんでそんな無茶すんの?危ない目に遭うかもしれないってことをなんで考えなかったわけ!?」


グラグラと揺さぶられ、目の前の碧がぶれる。


「碧、あんま責め─」


「もっと自分を大事にしろよ!」


……っ!!


なんで…っ。


なんで怒鳴られなきゃいけないの…?


私は…碧を守りたかっただけなのに…っ。


「碧に私の気持ちはわからない…っ!!私が何で西高生に歯向かったか分かる!?何で碧を守りたいか分かる…っ!?私が勇気出してとった行動を簡単に否定しないでよ!!」


あんな怖い思いをしてまで碧を守った意味って何…?


どうして否定されなきゃいけないの…?


「ひどいよ…っ。ひどいよ碧…っ!」


肩に乗っている碧の手を振り落とし、保健室から飛び出す。