きらめく星と沈黙の月

大雅は、入り口から近いベッドの布団をめくり、ポンポンっと叩く。


「……大雅は…?」


大雅は行っちゃうのかな…。


一人になりたくない。


怖い。


「…ほんなら、ここで雑談でもしよか」


私の気持ちを汲み取ってくれた。


やっぱり大雅はすごいなぁ…。


「…碧の名誉のために言っときたいこともあるし」


え……?


碧の…?


「ホンマは、真っ先に駆けつけようとしとったんは碧やってん。それを俺が止めた」


…え……?


そう…だったの……?


「碧が暴力事件に巻き込まれたら藤北は大打撃や。アイツのことは…部員のことは…絶対守らなアカンって思った。だから、助けに行かせへんかった。ごめん」