きらめく星と沈黙の月

「もう大丈夫や」


背中を擦ってくれる大雅の手が温かくて、堪えていた涙が堰を切ったように流れ出す。


「たいがぁ…っ」


大雅が来てくれなかったら、私どうなってたんだろう…。


そう思うとすごく怖い。


「怖かったな。よう頑張った」


暖かく優しい言葉。


碧を守りたい一心でとった行動が、結果として私以外の被害者も出してしまった。


止めに入った先生たち、海南のマネージャー。


直接的なケガはなくても、暴力事件巻き込まれた大雅。


皆に傷を負わせてしまった。


そんな私に優しい言葉なんて相応しくない。


「ごめんね…大雅…」


大雅に何か処分が下ったらどうしよう…。


「なんで桜ちゃんが謝るん?何も悪いことしてないやん」