きらめく星と沈黙の月

「なんなんだよ」


陽菜を立ち上がらせながら吐き出された声は苛立ちを含んでいる。


「そもそも、誰と出掛けようが俺の勝手だろ?変な思い込みで親友を疑って話も聞かずに逆ギレして、最低なのはどっちだよ」


……っ。
 

「行くぞ藍沢。こんな奴に付き合ってられるか」


碧が陽菜の手首を掴んで歩き出す。


「ちょ…星矢!」


見たくない。


碧が他の女の子に触れてるところなんて見たくない。


「碧のばかぁ…っ」


人の気も知らないで…っ。


碧なんてもう嫌い…っ。


もう、あんなやつどうでもいい…っ。