きらめく星と沈黙の月

「桜子、話を─」


「うるさい!碧の話なんて聞きたくない!」


ものすごくイライラするし、今までになく腹が立つ。


碧の顔を見てるだけでストレスで泣きそうだ。


こんなところに長居できない。


「誕生会は中止だから来ないでね。それじゃ、楽しんで」


「ちょっと待って!桜!」


陽菜が焦った顔で追いかけてくる。


誘いを受けた陽菜だって悪いのに、何だっていうの?


「ホントうるさい!」


掴まれそうになり、腕を振り払うと、そのはずみで陽菜が尻餅をついしまった。


「…ぁ…ごめ……」


そのまま傷ついた私を見上げる陽菜を見ていると、沸騰した頭が冷えてくるのが分かった。


「ごめん…陽菜……」


半ば八つ当たりだった。


碧が女の子と二人で出掛けてることがすごくショックで、すごくイライラして、抑えられなかった。


その苛立ちを陽菜にぶつけただけだった。