きらめく星と沈黙の月

碧たちも、私たちと同じ話をしているみたいだ。


やっぱり大雅もそう思うよね。


もったいないし、バカげてる。


「あっほやなぁ…。湘桜から声かけられて断るアホがどこにおんねんな。もったいなすぎるわ」


「うるせっ。野球より大事なもんだってあるんだよ」


野球よりも大事なもの……。


「せやったらちゃんと守ったりや、その大事なもん」


「あぁもちろん」


それって…。


「絶対桜のことだよ」


…そう…なのかな……。


でも…そうだとしても…きっと幼なじみだからだよね…。


「もう。自信持ちなって言ってるでしょ?」


「でも……」


どう考えても、碧が私を恋愛対象にしているとは思えないんだ。


「今日からネガティブは禁止!わかった?」


陽菜は明るく言ってくれたけど、私の心は晴れなかった。


晴れないまま、合宿最終日を迎えた─。