きらめく星と沈黙の月

「それに、文理選択だってそうじゃん。アイツの成績じゃどう考えても理系でしょ?なのに桜に合わせて文系にしたじゃん」


…うーん……。


たしかにそうかもしれないけど…。


「それって私じゃなくて陽菜にも当てはまることじゃん?だからホントのところは分からないよ」


「なんで星矢が私に合わせて高校選んで、私に合わせて文系を選ばなきゃなんないの」


…でもなぁ……。


仮に陽菜の言うことがホントだとしたら、相当バカだよ…碧。


私のために湘桜を蹴るなんてどうかしてる。


「湘桜から声かけられとったのに断ったん!?アホちゃう!?」


静かな食堂に、突如大雅の大きな声が響いた。


シッ!と碧が人差し指を立てたけど、手遅れだ。


部員たちが“すげぇ…”と口々にもらし、ザワザワしてくる。


「関西から声かかるって相当有名やってんな。ホンマもったいなすぎるわ。アホやでお前」