きらめく星と沈黙の月

皆が碧たちに注目をしているせいで、食堂がやけに静か。


そんなことにも気づかず、碧と大雅は熱心に話を続けた。


碧の顔は今までで1番輝いていて、楽しそうだ。


このキラキラした顔が大好きなんだ。


「星矢が推薦蹴ってなきゃ、今ごろ一緒に野球やってたんだろうね」


陽菜がしみじみと呟いた。


陽菜の言う通りだ。


碧は全国津々浦々いろんな学校からスカウトの声がかかっていた。


湘桜もそのうちの1つ。


スカウトの声があった高校の中で1番強豪だったのが湘桜だから、てっきり推薦を受けるのかと思っていた。


なのに、一般入試で普通の公立高校に進んだんだ。


「なんで推薦蹴っちゃったんだろうね。あんな野球バカがみすみすチャンスを逃すってあり得なくない?」