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翌日から、齋藤先生の厚意で大雅は藤北の合宿に参加するようになった。
怪我があるから、指導員としての参加だけど。
超強豪校の部員から直々に教わる機会なんて滅多にないことだから、碧や栗ちゃんを始めとして、皆が目をキラキラさせている。
コミュ力が高い大雅は、あっという間に溶け込み、人気者。
俺よりキャプテンに向いてる、と栗ちゃんがしょげてしまうくらいだ。
思った通り、碧と大雅は意気投合。
それが余計に栗ちゃんを嘆かせているみたいだ。
そんなこんなで、合宿も残り1日。
明日の午後には帰ることになっている。
全員、来たときとは顔つきが違うのがよく分かる。



