きらめく星と沈黙の月

他校にも見抜かれてるよね…。


「…甲子園で星矢碧と勝負すんのが俺の夢やった。でも、アカンかった。だから、もう甲子園じゃなくてもえぇから、アイツと勝負したいねん。だから紹介してや。お願い」


恒藤くんの話は、なぜだかすごく引き込まれて、完全に彼にペースを持っていかれていた。


声のトーンが優しくて穏やか。


同い年とは思えないくらい、恒藤くんは大人っぽい。


「星矢碧もここで合宿しとんやろ?めっちゃ苦労して調べてんから、会わせてや」


「んー、じゃあ明日の練習見に来る?すぐそこのグラウンドでやってるから」


恒藤くんの意思は固そうだし、断る理由もない。


碧もきっと喜ぶだろう。


「ありがとうな。えーっと、名前何て言うん?」