きらめく星と沈黙の月

「自信持ちなって。桜と星矢は絶対上手くいくと思うよ?」


…碧が私を好きになることなんてあるのかな。


絶対ただの幼なじみとしか思ってない。


だから、告白することはもちろんのこと、気持ちを匂わすこともできない。


「…一生片想いでもいいや。碧の側にいられたらそれでいい」


嫌われるよりも、密かな片想いの方がずっとマシだ。


「…まぁ…正直、桜と星矢の関係性をよく知らないからなんとも言えないけど。てか、過去のわだかまりは解消したの?まずそれが先決でしょ?」


「したよ。だからもう大丈夫」


あの件は完全に終わったんだ。


もう振り返る必要はない。


「ならよかった。これでもう障害はなしね」


「……そうだね。…もう寝よっか」


このまま碧の話を続けても気が沈むだけな気がする。


私と碧じゃ釣り合わないし、ライバルも多い。


それに“幼なじみ”という大きな障害があるんだ。


決して消えることのない障害が…。