きらめく星と沈黙の月

怯えながら山道に入ろうとした私の隣に碧が並んだ。


「碧は向こうにいた方がいいんじゃない?碧の労い会みたいなもんでしょ?」


「いーのいーの。ほら、行くぞ」


スタスタと速度をあげる碧に追いつこうと小走りになる。


「もうっ、女の子の歩幅に合わせようって思考はないわけ?」


「女の子がいれば合わせる」


「はぁ!?どういう意味よっ!」


シンプルに傷つくんだけど。


前までは気にならなかったただの冗談が、今ではれっきとした刃になってしまう。


「嘘だって。なんなら手でも繋ぐか?」


「……冗談きつい」


「ははっ!だよな」


…やっぱり幼なじみに恋なんてするもんじゃないや。


明らかに女として見られていないのに、片想いだなんてどうすればいいの。