きらめく星と沈黙の月

「……私…碧が“負けは自分のせいじゃない”って認めるまでここに居座るから」


「…なんだそれ。永遠にここに居座ることになるけど、いいのか?」


ほら。


碧は絶対に自分を責める。


「それじゃダメだよ碧…」


自分を責めてそれをバネに強くなる、だなんて諸刃の剣でしかない。


メンタルのバランスが崩れることだってある。


そうなってほしくない。


碧が苦しむところを見たくない。


「あの負けはさ…。打たれた俺が悪いし、無理やり打席に立ってアウトになった俺が悪いし、前日に微熱を隠して練習に参加した俺が悪かった。逆に、俺が打たれなかったら負けなかったし、高熱を出さなければ勝ってたかもしれない」


「でも…っ」


負けの理由を碧一人が背負うのはおかしいよ…。


「こんなこと言ったら、碧が怒るのは目に見えてるけど、言っていい?」


「……いいよ。なに?」