きらめく星と沈黙の月

碧の意識が戻らなかったら?とか、長期入院することになってしまったら?とか、いろいろ考えちゃって、ずっと怖かった。


「…桜子……」


シーツに涙が落ち、スーッと染み込んでいく。


「…ほんっと、泣き虫だなぁ桜子は」


「碧のせいでしょ…っ」


「ったく。俺の心配なんかしてないで、自分の涙腺の弛さでも心配しとけ」


ほら、と差し出されたティッシュ。


「いらない…っ」


碧は何もわかってない。


このままじゃ碧はずっと自分を責める癖を直さない。


それが当たり前になって、直そうとすら思ってないまま。


それじゃダメなんだ。


「…桜子?」


ティッシュを突き返されたのが意外だったのか、遠慮がちに私の顔を覗き込んでくる。