きらめく星と沈黙の月

…明るいな…碧は。


昨日あんなにツラそうだったのに…。


「…無理しないでね」


昨日、私が帰ろうとした時の碧…。


あれが本心だったんじゃないかな…。


「桜子は心配しすぎなんだって。俺は大丈夫だよ」


「…自分じゃ分かんないかもしれないけど、碧が大丈夫って言うのは大丈夫じゃないときなんだよ」


昔からそう。


どう考えても大丈夫じゃないときに限って大丈夫だって言う。


昨日だって、明らかに大丈夫じゃないのに、大丈夫だって言った。


「…心配にもなるよ…。碧……もっと自分のことを大切にしなよ…」


なんでこんなことになるまで自分を追いつめるの…?


「碧に何かあったとき、苦しい思いをするのは碧だけじゃないんだよ…?私がどんなに心配して、どんな思いで今朝を迎えたかわかる…?」


一睡もできなかった。