……。
「桜子はもう野球に関わる気がないんだって割り切って、自分ができることを一生懸命やってた。だけど…たまたま旧校舎が目に入って、桜子に気づいたんだ。
野球に関わりたくないはずなのに、何でグラウンドを見てるんだろうって考えてるうちにワケわかんなくなって。桜子は何がしたいんだろう、何を求めてるんだろう。何も分からなかった。もともと話すタイミングが無かった上に、避けられてる気がして、聞こうにも聞けなかった。
そしたら今日、練習が終わるなり、栗が旧校舎に走っていったから、後を追ったんだ。んで…まぁ…あぁなった」
最後は歯切れ悪そうに言い、碧は私を見つめた。
あまりに真っ直ぐすぎる瞳に、ドクドクと心臓が動きを速める。
「……碧…私ね……」
「桜子はもう野球に関わる気がないんだって割り切って、自分ができることを一生懸命やってた。だけど…たまたま旧校舎が目に入って、桜子に気づいたんだ。
野球に関わりたくないはずなのに、何でグラウンドを見てるんだろうって考えてるうちにワケわかんなくなって。桜子は何がしたいんだろう、何を求めてるんだろう。何も分からなかった。もともと話すタイミングが無かった上に、避けられてる気がして、聞こうにも聞けなかった。
そしたら今日、練習が終わるなり、栗が旧校舎に走っていったから、後を追ったんだ。んで…まぁ…あぁなった」
最後は歯切れ悪そうに言い、碧は私を見つめた。
あまりに真っ直ぐすぎる瞳に、ドクドクと心臓が動きを速める。
「……碧…私ね……」



