きらめく星と沈黙の月

「…碧くん、大丈夫かしらね。最近元気ない気がして」


「そう?碧のことだからどうせ能天気に生きてるだけだって」


「碧くんがそんな性格じゃないって、あなたが1番分かってるんじゃないの?」


……。


「このポテトサラダ美味しいね」


「桜。お母さんもお父さんもね、あなたたちをずっと心配してるの。最近のあなたたちは、ちょっと変よ。ただの喧嘩には見えない」


…心配してくれるのは嬉しいけど、今回のことはどうしようもないこと。


私に決定権はない。


私は、碧の気が済むように行動するだけ。


「…大丈夫だよ。秋までには元に戻ってるはずだから」


「それじゃダメよ。桜なら知ってるでしょ?碧くんは案外メンタルが脆いって。いろんな事がプレイに表れてしまうタイプだって、分かってるでしょ?」


わかってる。


分かってるから私は碧を避けている。


「…ホントに大丈夫だって。お母さんは心配しすぎなんだよ」