きらめく星と沈黙の月

コツ…コツ…


暗い階段に私たちの足音が不気味に響く。


「………」

「………」


足音以外、何の音もしない。


栗ちゃんが屋上から出てくる気配もしない。


「………私…」


…栗ちゃんに謝らなきゃ。


この状況を招いたのは紛れもなく私。


「アイツのことは放っとけ」


その心を読んだかのように、碧は言い放った。


「…じゃあどうしろっていうの…?私のせいで碧と栗ちゃんが喧嘩しちゃったんだよ…?」


「桜子のせいじゃない。全部、悪いのは俺だから。ホントに、桜子は何も悪くない」


……碧…?


「…栗とはちゃんと話つけとくから大丈夫。あれぐらい支障はねーよ」


「でも……」


「いいから」


有無を言わせない強い口調。


頷くしかない。