きらめく星と沈黙の月

「スポーツマンシップのカケラもないんだな、お前は」


「……頭に血が上ってる状態で話すのは良くない。また明日にしよう」


栗ちゃんは大人だった。


きちんと状況が見えていて、正しい道を照らしてくれる。


栗ちゃんの言ってることはずっと正論だ。


私がチームの邪魔をしたのも事実だし、バッテリーを組んでる二人が仲違いするのはマズイことなのも事実。


「…人のせいにした挙げ句、逃げんのかよ」


碧……。


今は突っ掛からない方がいいよ…っ。


腕をくいっと引っ張って止めても、意味がなかった。


「自分の非を認めず責任転嫁ばっかりする人間って、正直ダサい。お前がそんな人間だと思わなかった」