きらめく星と沈黙の月

邪魔したくないから、遠くから応援することにした。


でも、間違ってたんだ。


ここは“遠く”じゃない。


結局、自分のエゴで“近く”を選んで…碧の邪魔を…。


「…ごめんなさい……っ」


私、ずっと迷惑かけてばっかりだ…っ。


「ホントに…ごめんなさ─」


「桜子が謝る必要はない」


……え…?


「…あ…おい…?」


思わぬ声に、パッと顔を上げると、碧が立っていた。


私の前に立ち、栗ちゃんと対峙している。


後ろ姿しか見えないけど、負のオーラを感じるには十分だった。


「黙って聞いてりゃ、好き勝手言いやがって」


屋上に暗雲が立ちこめる。


少し動けば肌が切れてしまいそうなヒリヒリした空気。