きらめく星と沈黙の月

「……そうかもな。俺が言ったって、所詮部外者だし。ただ、甲子園がお前ら野球部だけの夢だと思うな」


オギはそう吐き捨てて、残りのトンカツを詰め込んだ。


「ごちそうさま」


「おい、待てよ」


そそくさと席を立つオギを呼び止め、もう一度座らせる。


「……なんだよ。話はもう終わったろ」


「………まぁな」


ズズ…っ


呼び止めたものの、特に話すこともなく、伸びきって不味いラーメンをすする。


ズズズ…


「…俺、お前の捕食シーンに興味ないんだけど」


「……あっそ」


ズズ…ズズズ…っ


すすってもすすっても、減る気配がない。


「……ツンデレだな、お前」


「………何が」


ズズ…
ズズズ……


「…俺と言い争ったまま終わりたくないから呼び止めたんだろ」


「………さぁな」


ズズ…


「ごめんって。いろいろ言い方が悪かった」


ズズズ…


「……無視?せっかく謝ったのに」


ズズズズズ…っ


「あーあ、せっかく密談の内容教えてやろうと思ったのに」