きらめく星と沈黙の月

静かに静かに時が刻まれていく。


オギの意見が正しいのは理解してる。


でも、桜子との関係をこのままにしておけない。


今、本当に手が届きそうなんだ。


応援してるねって言葉が俺にとってどれだけ重たい意味を持つことか。


桜子がその言葉を発するのに、どれだけ重みを感じていたか。


世間にはありふれた言葉でも、俺たちの間では深い意味のある言葉だったんだ。


それが桜子の口から聞けた。


こんなチャンスは二度と来ない。


「……忠告ありがとな」


「……受け入れてないだろ」


オギの目が鋭く光る。


「藤北の甲子園行きって、学校挙げての夢じゃん。お前が壊していいものじゃない」