きらめく星と沈黙の月

「荻原」


ズルズルと麺をすすりながら、真剣なトーンで呼びかけると、オギは箸を置いた。


「……桜子との密談って何?」


一瞬の沈黙。


そして、オギは腹を抱えて笑いだした。


「アッハッハッハッハッ!さっきからずっとそれ考えてたわけ!?ハハハハハハハハッ腹いてぇっアハハハッ」


「…な…なんだよっ」


こっちは真剣だってのに。


「教えろよっ。桜子と二人で何話してたんだよ」


桜子との関係が変化しそうな大事な時期なんだ。


このチャンスは逃せない。


「っはぁぁ~笑いすぎて涙出てきた」


「……てめぇ…いいから教えろよっ」


「別に大した話はしてないって」


ニタニタ笑いながらトンカツを頬張るオギが心底ムカつく。