きらめく星と沈黙の月

もともと妹みたいで可愛いって思ってたから、余計に。


「何でもない」


なんか…ソワソワする。


「じゃーな」


とにかく早く立ち去りたい。


ここにいると心臓がおかしくなる。


オギからの視線も気になるし。


「応援してるね、碧」


…応援してるね……。


桜子が…そう言ったんだ…。


俺のことを…。


桜子が避け続けていた球児としての俺を、応援してくれるんだ。


「サンキュ」


夏が動き出した。


4年前に色褪せてしまった夏が、鮮やかに動き出したんだ。