でも、目の前にはキラキラした目で俺を見る桜子がいる。
「……熱中症に気をつけろよ」
当たり障りのない言葉に逃げた。
結局、いつも腰が引ける。
桜子の失望した顔を見たくなくて、目深にギャップを被せる。
「汗臭いっつったら怒るかんな」
そう言えば桜子も乗っかって“汗くさ”って言ってくるかと思った。
けど、実際に返ってきた言葉は違った。
「ありがと碧!」
純度100%の笑顔で見上げられ、言葉に詰まる。
さっきまでの沈んだ顔は消え、キラキラした顔で俺を見ている。
そのギャップで何かがやられたのか、鼓動が速くなった気がした。
「なに?」
上目遣いで首をかしげられると、いくら幼なじみでも可愛く見える。
「……熱中症に気をつけろよ」
当たり障りのない言葉に逃げた。
結局、いつも腰が引ける。
桜子の失望した顔を見たくなくて、目深にギャップを被せる。
「汗臭いっつったら怒るかんな」
そう言えば桜子も乗っかって“汗くさ”って言ってくるかと思った。
けど、実際に返ってきた言葉は違った。
「ありがと碧!」
純度100%の笑顔で見上げられ、言葉に詰まる。
さっきまでの沈んだ顔は消え、キラキラした顔で俺を見ている。
そのギャップで何かがやられたのか、鼓動が速くなった気がした。
「なに?」
上目遣いで首をかしげられると、いくら幼なじみでも可愛く見える。



