きらめく星と沈黙の月

「選手を支える仕事って自覚、あんのかな。マネの存在がどれだけ大きいことか、わかって仕事してんのかな」


グラウンドを眺めながら、ボソボソと話し始めたオギの目は、陽菜を追いかけている。


「陽菜と何かあったの?」


「まさか。陽菜がサッカー部のマネならよかったのにって思っただけ」


「…そう」


マネとトラブルでもあったんだろうか。


オギが部活をサボるほどの大きなトラブルが…。


グラウンドでは、陽菜が走り回って一生懸命仕事をしている。


大変そうだけど、充実した表情をしている。


「…うちの部、部内恋愛禁止なんだよ」


「うん」


その話は陽菜から聞いたことがある。


だからオギがマネと親しくしてても気にならないって言っていた。