きらめく星と沈黙の月

『ありがとう碧…っ』


仲直りできて本当に嬉しかった。


わざわざ碧の方から謝ってくれるなんて思ってもなかった。


もう一生碧とは話せないんだ、話しかけちゃいけないんだ。


そう思っていたから、とにかく嬉しかった。


『泣くなよ…』


『だって…っ。もう二度と碧と話せないと思ってたから、嬉しいんだもんっ』


でも。


その嬉しさはほんの一瞬のことだった。


すぐさまぶち壊されてしまったんだ。


『瑠璃に感謝だなー』


碧のその一言によって。


『………瑠璃?』


『うん。頑なに桜子と関わろうとしなかった俺を説得してくれたのが瑠璃なんだよ』


頭を鈍器で殴られたような衝撃だった。