きらめく星と沈黙の月

『いくら何でもやりすぎだって色んな人に怒られて我に返ったのもあるし、時間を置いて整理していったら、あんなに怒鳴り付ける必要はなかったな…と思って』


…じゃあ…やっぱり碧は知らないんだ。


なら良かった…。


『胸ぐら掴んで怒鳴り散らして、退部に追い込んで、何やってんだろって…思ってさ。たしかに桜子のことは絶対許せないって思ってたけど、だからって傷つける必要はなかった。ごめん』

 
なんで碧はこんなに優しいんだろう。


碧にとって私は120%悪者で、大切にしていたグローブを切り刻んだ最低な人間。


私を責めるのも、怒鳴るのも、全部当然のこと。


だからこそ私は彼を守りたいんだ。


綺麗な心を持っている碧を守りたい。