きらめく星と沈黙の月

そうして夏が終わり、秋がやってきた。


バレないようにするいじめなんて、できることが限られている。


慣れてしまえばどうってことなくなった。


でも、碧と話せないことにはいつまで経っても慣れなかった。


話しかけたくても、ずっと瑠璃がガードしてて話しかけられない。


目を合わせようとしても、反らされる。


そんなことが続いていたが、ある時から風向きが変わった。


碧が目を合わせてくれるようになったんだ。


たったそれだけのことだけど、すごく嬉しかった。


陽菜にその話をしたとき、話しかけてみれば?とアドバイスしてくれたこともあり、瑠璃がいないタイミングを狙って碧に話しかけてみた。


当たり障りない業務連絡だったけど、今でもよく覚えている。