きらめく星と沈黙の月

陽菜はクラスが違うから頻繁に会うことはなかったけど、声をかけ続けてくれた。


それだけで気持ちが楽になったのは事実だけど、でも、孤独だった。


とにかく孤独だった。


誰も救いの手を差し伸べてくれなくて、そもそも私がいじめられている事に誰も気づいてくれなかった。


SOSの出し方も分からなくて、どうしていいか分からなかった。


毎日学校に行くのがツラくて、夜になるとベッドで泣く日々。


日曜の夜が何よりもツラかった。


ホントは学校を休みたかったけど、親に心配かけたくないし、瑠璃に負けたくなかった。


ただただ独りで耐えるしかなかった。


碧とは話すことはおろか、目を合わすことも、視界に入ることもなくなった。


どんな嫌がらせよりもそれが1番堪えた。


試合だって観に行きたいのに、行けない。