きらめく星と沈黙の月

碧の目は本気だった。


本気で私を恨んでいて、本気で辞めさせようとしている。


仲の良い幼なじみに恨まれるってこんなにツラいんだ。


『…本気で私のこと嫌いなんだ』


『当たり前だろ』


それが最後の会話だった。


『…月川…桜子…っと』


退部届に書き込まれた自分の名前。


これでいい。


碧にとって私は必要のない邪魔者。


これで…いいんだ…。


これしかないんだから……。


『最後にこれだけ言わせてもらう』


無表情で退部届を回収し、碧は冷たく、怒りの籠った目で言った。


『お前は二度と野球に関わるな。試合も見に来るな。そんな資格ねぇんだから。わかったな』


『……碧…』


試合を観ることも許されないの…?


野球をしてる碧が何よりも好きなのに…っ。